先進的な総合酒類メーカーが手がける高品質の日本酒
一代(いちだい) サクラオブルワリーアンドディスティラリー(旧中国醸造)
サクラオブルワリーアンドディスティラリー(旧中国醸造)は、1967年に世界で初となる紙パック入りアルコール飲料『良撰 はこさけ 一代』を生み出したことで知られる総合酒類メーカー。
“キレがあって飲みやすい酒”をモットーに造る清酒の中で、『清酒一代 藍弥山 大吟醸』が2009年のモンドセレクションで最高金賞を受賞し、そのクオリティの高さを実証している。
また、広島県産の原料にこだわり抜いた本格焼酎「達磨」シリーズなど、オリジナリティの高い商品を展開している。
■ 一代 銘柄ラベル
サクラオブルワリーアンドディスティラリー(旧中国醸造)は、大正7年創業の中国地方唯一の総合酒類メーカー。
清酒「一代」をはじめ、焼酎やリキュール、みりんに至るまで、豊富なラインアップを持っているのが特徴です。
サクラオブルワリーアンドディスティラリー(旧中国醸造)の名前を飛躍的に高めたのが、紙パック容器のアルコール飲料として世界に先駆けて開発された『良撰 はこさけ 一代』。
1967年に発売されたこの商品は、アウトドアでも楽しめる日本酒として南極観測隊にも愛飲されるなど、当時のヒット商品となりました。
灘の黄桜など、国内でも数社でしか採用していない紙パックの満量充填(空気が全く入らないため酒の品質保持に有効)設備を保有し、現在でも酸化劣化を防ぐという、紙パックの特性をフルに活かすための技術を追求しています。
特定名称酒においては、モンドセレクションで『清酒一代 藍弥山 大吟醸』が最高金賞を受賞。
県内では昭和38年(1963年)に清酒の製造を始めた若い蔵にあたるため、認められたいという強い思い入れが高品質の酒造りの原動力になっているそうで、“飲みやすくてキレのある”味わいを意識した酒造りを行っています。
■ 酒やラベルについての展示などがある本社ロビー
もう一方で力を注いでいるのが、県内で古くから焼酎を造っている経験を活かした、広島ならではの本格焼酎造り。
庄原にある約80戸の契約農家から仕入れる芋焼酎用の紅あずまや、世羅町の農家で栽培された麦焼酎用の大麦など、「達磨」ブランドの本格焼酎は、地元の素材への強いこだわりを感じさせてくれます。
ただ単に地元産の原料を使うということではなく、甘みが強い紅あずまは、土が付いたまま仕入れて品質を維持したり、一般的に麦焼酎の原料とされる大粒の二条大麦ではなく、日本人に馴染み深い六条大麦で、軽やかでフルーティな味を生み出すといった、一歩進んだこだわり様が「達磨」シリーズの魅力です。
原料のトレーサビリティの管理を徹底し、自社で農業検査を行なうなど、安全性への配慮は規模の大きなメーカーならでは。
それに加え、営業部のスタッフが芋のへた切りを手伝うといった、全員が一丸となった酒造りの姿勢も持ち合わせています。
社長も開発スタッフも若く、これからの新しい商品開発も大いに期待できそうです。
銘柄・蔵元データ |
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