300年以上の歴史を持ち、広島の日常酒として圧倒的な人気を誇る
白牡丹(はくぼたん) 白牡丹酒造株式会社
『白牡丹』 はこんな酒
白牡丹は、広島で最も飲まれている日常酒として、圧倒的な存在感を持つ銘柄。蔵元の創業は延宝3年(1675年)で、その歴史は酒どころ、西条の中で随一の長さを誇る。また、その規模も県内では指折りで、西条本町の天保蔵をはじめ、米満醸造場の3つの蔵が稼働する。
この道60年のカリスマ杜氏、南信一杜氏が総指揮を執りつつ、コンピュータの合理性と杜氏の経験と勘を織り込んだ、コストパフォーマンスの高い良い酒造りを行なう。
現代技術と伝統の技を織り交ぜた旨口の酒は地元の日常酒の代名詞
■ 白牡丹 銘柄ラベル
白牡丹酒造株式会社の創業は延宝3年(1675年)と酒都西条でも最も古く、その歴史は300年以上の長きにわたります。
かつて夏目漱石や、小説家で僧侶でもあった今東光(こうとうこう)などの文化人からも賞賛されるなど、その歴史の深さも折り紙付きです。
西条本町の天保蔵、米満醸造場の長春蔵・万年蔵・千寿蔵という計4つの蔵が稼働し、その規模でも県内トップ3に入る大きさ。
ただ、その出荷量は広島を中心とする中国地方だけで90%以上を占め、白牡丹の酒は広島で最も飲まれている日常酒として、確固たる地位を築いています。
■ 写真の「天保井」のほか、「いちの井戸」などの名井を持つ
『広島上撰 金紋』や『広島の酒』といったレギュラー酒は根強い人気で、白牡丹の酒は、広島でも甘口の酒として長く定着していますが、実際のその味わいは“後切れのいい旨口”と言えます。
その味を支えてきた要素のひとつが、西条の名水として知られる「いちの水」をはじめ、延宝の井戸、天保の井戸などの貴重な清水。蔵元では「いちの水」を中心に硬度や発酵のスピードが微妙に違うこれらの水をうまく使い分けながら、酒造りを行なっています。
また、蔵元では手づくりの利点を極限まで突き詰め、長い年月をかけて独自のコンピュータ・プログラムを作成。手仕事で造る酒はもちろん、杜氏の経験と勘を機会に反映させた、合理的な製造も行なっています。
しかし、最終的に管理し判断するのは人間の仕事。普通酒から大吟醸まで、広島杜氏の本流でこの道60年のカリスマ杜氏、南信一杜氏が目を光らせます。
■ 専務取締役 島 靖英氏
「戦後は甘口、バブル崩壊後は辛口という風潮でしたが、お客様のイメージを裏切らないよう、時代に合わせて調整をしてもらってきました」
毎日飲む日常酒だからこそ、繊細な変化にもお客様は敏感だということを前置きしながら、島専務はディレクターとして味の設計を行う南杜氏について教えてくださいました。
機械で酒造りをしていけるのは、300年の伝統と経験に支えられているからこそ、出来るものだと言えるかもしれません。
蔵元が「日常飲まれる酒造り」をテーマに掲げる通り、“日常酒を主体にしている蔵の気合いのこもった日常酒”だからこそ、コストパフォーマンスの高い良い酒として信用されているというのも事実です。
広島の酒飲みの絶大な支持を得ている旨口の酒をぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか?
蔵元より一言 専務取締役 島 靖英氏
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