明治の面影を残す蔵で高品質のこだわりの酒を手がける
西條鶴(さいじょうつる) 西條鶴醸造株式会社
『西條鶴』 はこんな酒
大部分が明治中期に建てられたそのままの姿で、西条の中では唯一今も煙突を使う、明治37年(1904年)創業の蔵元。
軽さ」と「後切れの良さ」をキーワードにした蔵では、良質の吟醸酒の定評があり、モンドセレクション9年連続金賞受賞の『ゴールド西條鶴』や11年連続金賞受賞の『大吟醸原酒 神髄』など、高品質の酒造りを目指す。
社員一丸となって目指す高品質少量生産の酒造り
■ 西條鶴 銘柄ラベル
「軽さ」と「後ギレの良さ」をキーワードに、良質の吟醸酒を世に送り出してきた、西條鶴醸造。
1999年から2009年まで、11年連続でモンドセレクションの金賞を受賞した『大吟醸原酒 神髄』や9年連続金賞受賞の『ゴールド西條鶴』など、大部分が明治中期に建てられたそのままの姿で今も残る蔵から、珠玉のお酒が世に送り出されています。
「手間を惜しまず、造りの小さい蔵だからこそできる高い品質の酒を造りたい」と同社の三木専務は力強い声で答えられました。
そして、モンドセレクションの連続受賞のお話をしている際に、品評会やコンテストで賞を受賞することが目的ではないと言われたことも印象深く感じられました。
■ モンドセレクションの賞状がずらり
“お客様に飲まれる酒が評価を得ることで、商品に対する自信と愛着を社員に持ってもらうことが重要だ”という言葉には、専務が目指す蔵のあり方が示されていました。
このように蔵元では、社員全員が納得できる商品を一丸となって、高品質少量生産の酒を世に問う姿勢をとっています。
2年前の2007年に70代の杜氏から40代の杜氏へと代替わりし、若返りを図る中で、目指すのは昔ながらの造りを意識した“原点回帰”。
■ 取締役 三木富夫氏
代替わりの過渡期にありながら、賞を受賞し続けられたのは西條鶴の酒造りにブレない一貫性があってこそ。
正直に真っ当な酒を造るこだわりが、連続受賞という形に繋がっているようにうかがえます。
また、入手困難である特選の完熟梅を使用し、早くもほぼ完売になっている新商品の梅酒などからも、素材へのこだわり具合を感じさせてくれます。
専務の掲げるクオリティの高い酒造りへのこだわりは、新しい世代へも着実に引き継がれていくことでしょう。
蔵元より一言 取締役 三木富夫氏
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