大吟醸酒では金賞受賞・にごり酒では県内トップの実力蔵
八幡川(やはたがわ) 八幡川酒造株式会社
『 八幡川(やはたがわ) 』 はこんな酒
創業文政年間という長い歴史を持つこの蔵元は、当時、この地域の有志たちが資金を出し合って創建したものだという記述も残っており、昔から地域に根ざした蔵元である。
「天鴻」、「八幡川」の2つの酒を展開する八幡川酒造。蔵の代表作と言っても過言ではないにごり酒は、県内屈指のシェアを誇る。
全国新酒鑑評会で平成12年度から、金賞7回、入賞4回受賞し、長い歴史の技術を大切に継承しながら、今できる最高のものを求めて、日々新たな酒造りに挑戦しています。
甘くかつ喉ごしの爽やかなにごり酒は県内トップレベルのシェアを誇る
■ 八幡川 銘柄ラベル
地元佐伯区では一番古い法人として知られる八幡川酒造株式会社。
現在は佐伯区の住宅街に囲まれていますが、ぐいと伸びる蔵の煙突は、周辺が宅地化される前はランドマーク的な存在だったと言われています。
敷地内の井戸から汲む軟水は極楽寺山の伏流水。県産の酒米や、大吟醸や鑑評会用の酒に向く兵庫県社(やしろ)の特A地区の山田錦で、こだわりの酒を造ります。
近年では、従来の酒造りに磨きをかけ、本当に好きな方達に愛飲いただくかたわら、日本酒をあまり口にされない人達にも積極的に口にしてもらえるようなスパークリング酒(自社日本酒をベースにした)を若い杜氏中心に造り上げ、日本酒愛好者のベースを拡げる努力をしております。
このスパークリング酒は金環日食の年に生れ、広島産レモンと地元のいちごを使用した柔らかい少しスッパイ飲み心地の好いお酒です。
■ 入口には蔵自慢のラインアップがずらり
また、蔵を代表するお酒と言えば、なんと言ってもにごり酒。
30数年前から造り始めたにごり酒は県内トップの販売量を誇り、甘さがありながら、のどごしが爽やかなにごり酒として、多くのファンを持っています。
長くにごり酒に取り組んできた強みを活かし、赤色酵母を使った『紅いにごり酒』の開発に成功。これまでの『白にごり酒』とともに結婚式など、お祝いの席での需要も増加しています。
■ 製造部品質管理部長 畠 崇氏
また、ユニークなのが山田錦を使った紙パックのお酒。
「紙パックは安いが味はそこそこ」という常識に挑戦した「八幡川紙パック1.8L」では、酒米に高価な酒造好適米「山田錦」を使用するという野心的な商品で、値ごろな普通酒でありながら、クオリティも高く、小売店や専門家からのウケも良いそうです。
このような日本酒のバラエティを広げるようなアイデアと商品開発力が、八幡川酒造の魅力になっています。
蔵元より一言 製造部品質管理部長 畠 崇氏
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