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かつては12〜13の酒蔵があった黒瀬の町で、今に残るのは金光酒造(かねみつしゅぞう)合資会社だけになった。明治13年に生まれた「桜吹雪(さくらふぶき)」のブランドを、今も守り続けている。
平成6年から、この蔵の規模では珍しく、機械化を進めて県下初となる「液化仕込み」の自動プラントを導入した蔵だ。
社長のその決断には理由があったわけだが、息子で跡取りとなる金光秀起さんは、そのことに曲がり角を感じているという。蔵は今、大きな転換期を迎えようとしている。
「日本酒は香りが重要なファクターだと思っています。キツイというものではなく、ほのかなやさしい香り。米の香りを活かしたしっかりとしたうまみを引き出したい」と秀起さんは話す。
「自分たちの飲みたい酒を追求する」
そして
「その酒を理解してくれる酒販店、消費者を大切にしていきたい」
と語る次長は、落ち着きながらも酒造りへの情熱を感じさせる語り口だったのです。
「日本酒はきちんと管理しなければ味や色が変わってしまうので、販売する小売店も気を遣って欲しいんです。」
大事な酒を預けるからこそ、売る側も大事に扱って欲しいという心が伝わる酒造りを目指されているのだと感じました。
左写真 :社長 金光 正昭氏(右)と杜氏の金光 秀起氏(左)
金光酒造合資会社
〒724-0622広島県東広島市黒瀬町乃美尾1364-2
説明付き / 写真のみ
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