高度成長期の日本酒は甘口で、疲れ切った労働者のカラダを癒したそうです。
現在では、辛口淡麗な酒へと好みがうつり、甘口のお酒は少数派となっていますl
広島の地酒は、もともと味が濃く甘さを感じる酒が広島型として伝統的でした。
白牡丹は、広島の伝統的な味わいである、ほのかな甘さを感じるとろりとした濃い口の酒の味を守り続けています。
そうした酒造りの姿勢に、根強いファンが多く「晩酌には白牡丹だけ」という広島県人も多いのです。古くは、胃腸の弱かった夏目漱石が「白牡丹の酒なら飲める」と愛飲したやさしい味わいの酒を飲んでみてください。
和食のよさを最大限楽しむなら、もう日本酒しかない!
透明で澄んだ味わいの純米吟醸で、上品な懐石料理の味は何倍にも引き立ちます。
また、夏には、お豆腐やざる蕎麦と、爽やかな味を感じる生貯蔵酒をグラスできゅーっ。
冬には、ぐっつぐつの鍋料理と温めて飲み口がなめらかになった燗酒を、お銚子でちびりちびり。
長い歴史の中で育まれ、洗練されてきた和食とともに、それに合うように進化を遂げたのが日本酒だから、「和食のよさを最大限楽しむなら、もう日本酒しかない!」というのが食通の一致した意見なのです。
ワインの国、フランスで日本酒が大人気?!
また、最近、国外でも日本酒の人気は急上昇しています。
食の安全、健康への関心から『魚料理』の人気が、海外で高まりつつあるのですが、『 吟醸酒 』と『 魚料理 』の相性のよさは、ワインの国、フランスでも大変注目を集めているのです。
フランスだけでなく、今や、ヨーロッパ諸国、アメリカでも日本酒への関心・人気は高まりつつあり、輸出額も毎年大幅に拡大しているのです。
日本に住む我々も、敬遠することなく、日本酒を飲んでみようじゃありませんか!
呑み頃温度:
白牡丹 純米 (新)純米酒 300ml
ロック |
冷や |
常温 |
ぬる |
熱燗 |
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◎ |
○ |
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|
商品データ:
白牡丹 純米 (新)純米酒 300ml
精米歩合 |
70% |
アルコール分 |
14度以上15度未満 |
日本酒度 |
-2.0 |
酸度 |
1.6 |
原料米 |
広島県産米 |
酵母 |
? |
日本酒度・酸度のバランスが、お酒の味を決めます。
(あくまで目安としてお考えください)
●日本酒度とは?:
+傾向 なら 辛 / ?傾向 なら 甘
●酸度とは?:
数値が大 なら 濃醇 / 数値が小 なら 淡麗
端正な味わいのなかにほのかな甘さが!
『 店長より一言 』
白牡丹 純米 (新)純米酒 300ml
店長の地元で、神社の御神酒には白牡丹がよく供えられます。
酒としては、やわらかくすぅーっとのどをすべる飲みやすい酒です。
ほんのり甘さを感じるのが特徴ですね。
「軟水醸造法」という広島伝統の酒造りで醸すと、こうしたキメが細かく、やわらい甘さを感じる日本酒に仕上がるのです。
昔は「灘の男酒」「広島の女酒」と呼ばれていた時期もあったようですが、飲んでみるとよく分かる呼び方だと思います。
繊細でほのかな甘みを感じることができる純米酒。日本酒度 -2.0 というデータもそれを示しています。