特報！
当蔵が平成１７年（平成１６年酒造年度）全国新酒鑑評会において入賞

広島杜氏の原点　安芸津で醸す伝統の軟水醸造法

柄酒造（つかしゅぞう）株式会社は嘉永元年（１８４８）創業。広島杜氏で知られる広島の酒どころの最古参。

三津の酒造家、三浦仙三郎氏の軟水醸造法を今に受け継ぐ、地元・安芸津の杜氏と蔵人が伝統と熟練の技をふるっている。

代表取締役　柄　宣行氏

＋成り立ちについて

昔は、この蔵の横に船が横付け出来るようになっていたそうです。

賀茂台地から積み出される米が、港に集積していたので、蔵に米があふれており、そして酒を造ろうという話になったようです。

西条など賀茂台地では、庄屋のように蔵に米が蓄積されていたところが付加価値をつけるために酒を造ることが多かったようですが、米と酒とはやはり切っても切れない関係ですね。

＋目指す方向

地元の皆さんに飲んで頂けるお酒を目指したいとおもっています。
食中酒としてのお酒を追求する。吟醸酒ももちろん味を磨いていきたいですが、
瀬戸内の魚に合う酒を造りたい。

個人的には小イワシの刺身が好きですね、小魚は刺身にすると美味しいと思います。

＋醸造体制

杜氏１名、蔵人３名で造っています。

＋安芸津杜氏の特徴とは？

麹をしっかりつくり、旨味を引き出すことに尽きます。
こうした造り方は軟水で酒を造る必要に駆られて発生した手法ですけどね。
現在は、７２才の杜氏にがんばってもらっています。

左写真：代表取締役　柄　宣行氏


		【関西一　純米吟醸】は、広島県産の八反３５と八反錦を１００％使用して作られたお酒。穏やかな味と香りは冷から燗まで楽しめる一品。三浦仙三郎氏生誕の地よりお届けする伝統の吟醸酒をどうぞ酒米銘柄／八反３５、八反錦日本酒度／＋５